中高一貫校出身の東大卒・京大卒のプロ講師が創った
受験勉強は、早い段階でその子の人生を大きく押し上げる人生戦略です。
「目標に向かって勉強する」とはアスリートのようなものであり、
結果、「この世を生き抜く重要なスキル」を獲得して今後の人生で大きな壁があったとしても
「正しい壁の乗り越え方」が身につきます。
また、日本では最初のキャリアでその後の人生の年収の幅もだいたい固定してしまい、
現実問題として新卒就職には学歴の壁が存在します。
統計的に、難関大卒と「努力できる」「知能が高い」は相関があるからです。
例えばインターハイへの出場、その先の全国優勝に向かって頑張っている高校生。よくテレビなどで見ませんか?
もちろん並々ならない努力もしていますが、彼ら、彼女らはただただ闇雲に日々トレーニングしているわけではありません。
これらをひたすらに繰り返して、少しずつ進化していきます。
根性論や精神論はその後についてくる話で、まず彼ら、彼女らの根底にはこういった「科学的なPDCA」があります。ざっくりいうと、成長の速さ、進化の速さは、練習量もそうですがそれ以上に「PDCAを何回行ってきたか」というPDCAの回数にも相関します。
実は受験勉強にも全く同じことが言えます。
こういった振り返りをせずに頑張っている生徒も多数いましたがやっていることが的を得ていない限り、学力はなかなか伸びません。
PDCAを元に、日々継続してトレーニングすることが最も効率的に学力を伸ばしますが、不思議なことに、ほとんどのご家庭で、「とにかく勉強しろ!」の一言で片づけてしまっています。
それでは、最終的に理想とする大学へ受かることは難しいでしょう。
セルフコントロール
ゲームやYouTube、SNSなどの誘惑に負けず、日々やるべきことをやること。
タスクマネジメント
定期考査などの日時に合わせて、勉強することを計画し、実施すること。
問題解決
模試やテストを受けっぱなしにせず、何が悪かったか自分なりに分析し日々の勉強内容を見直すこと。
受験勉強で真摯に取り組む過程においてこれらが必要となり、ちゃんとした勉強に取り組むことで自然とこの考え方や実践力が身についていきます。
私自身これまでコンサルタントや管理職を経験し、経営にも参画したことがありますが、どの場面でも最も基本的で最も重要なスキルです。この部分が強い人材であれば、どの企業からも必要とされキャリアアップも速いと思います。
人生や仕事において自分では乗り越える自信が持てない「壁」が何度も訪れるかと思います。目標が高ければ高いほど、その壁は多くあるでしょう。
未知のことに挑むのは非常に勇気がいることです。
ですが、科学的に的を得た取り組みを行うことで、大抵の壁は乗り越えられるものだということを知っています。
先に述べた方法で
これを丁寧に、精度を上げてやるだけです。
また、上記を完遂するためには下記が必要です。
これらが自然にでき、いつも的確な意見が言える人が、会社でも世間一般でも「頭がいい」と評価され、どんどん上へ駆け上がっていきます。
勉強でもビジネスでもこの考え方が重要です。
知っているだけでは駄目で、血肉化されている必要があります。
呼吸のように自然にこういうことを考えられるのが大切です。
大多数の人にとって、初回の就職でだいたいの人生の年収の幅が決まってしまいます。
そして初回の就職は学歴に大きく左右されてしまいます。
もちろん、どの大学でも個人として優れた人はいるとは思いますが、流れ作業のように新卒の人材確保に取り組む大企業は「よりレベルの高い大学に、頭が良く、努力が出来る人材が多い」という統計的な現実に基づいて、学歴の高い人材を求めます。
そして初回の就職は学歴を物差しに使ったポテンシャル採用ですが、その後の転職はキャリア(実績)とスキル(何ができるか)を見られるので、その業界・職種以外の道に進める人は、極端に減ります。
ほとんどの人が今の仕事の延長として、キャリアを歩んでいくのです。
これが日本で、未だに学歴が重視される所以です。