中高一貫校出身の東大卒・京大卒のプロ講師が創った

中高一貫校生のための
オンライン指導

問合せ・
申込み

底辺から頂点に行く中で
学んだこと

高校では超々落ちこぼれ

高校時は完全に現実逃避していた

今、教育業界にて受験指導の仕事に従事していますが、私自身、高校生の時は相当な落ちこぼれでした。確か、209人中208位で卒業したと思います。

中学受験では、県内でトップクラスの中高一貫校に合格したものの、母親の死がきっかけで、家庭内で様々な歯車が合わなくなり、どんどん成績は下がっていきました。
卒業前は高校1年の内容も分からず、受験前に勉強できることがあまりなく、ゲームばかりしていたのを覚えています。完全に現実逃避していました。

高卒になった場合、これといった長所もない自分が、良い人生になるイメージが全くわかず、「人生詰んでしまった」と非常に暗い気持ちになりました。

人生に無駄なんてない

落ちぶれた自分をバカにしてきた周りを見返したい気持ちと、母親に対する申し訳ない気持ちから一念発起して、2浪の末、東大に受かることが出来ました。

なので、落ちこぼれの気持ちの方がよく理解できます。
自信をなくしたり、楽な方へ逃げて後で凹んだり、どうすれば物事がいい方向に向かうのか分からず途方にくれたり、相談する相手がおらずとても苦しかったり。

ただ、今振り返ってみるとそれも大きな財産で、今の自分があるのは、その経験もあってのことです。人生に無駄なんてないのかも知れません。

人はたった一人では困難を乗り切れない

自分を信じてみよう

浪人して、人生の大逆転を狙い「東大に行きたい」と言った時、
周りはバカにしました。
普通に考えれば、偏差値40から東大はおろか普通の大学でも難しいですよね。
ただ、その中で祖母と父親だけはバカにせずに真剣に応援してくれました。
「無理だ!」とか「現実的を見ろ!」とは一言も言いませんでした。

人から応援されるというのは、それだけで心の支えになります。
目標が大きければ大きいほど、打ちのめされることも多いのですが、
傷ついても「もう少しだけ頑張ってみよう」と立ち上がることができます。
「あの人が自分を信じてくれるなら、自分も自分を信じてみよう」
反対に、否定することは、人間から簡単に推進力を奪ってしまいます。

周りに支えてくれる存在がいる

また、同じように苦しんでいた弟にも「やればできる」
ということを示したい気持ちもありました。
家族の中核である母親が亡くなったという事実は、思春期の私や弟が受け止めるには大きすぎる出来事でした。頭や心が追いつかず処理し切れませんでした。
今でも「実は生きていた」という夢を見ます。

予備校に入ってから、今までの分を取り戻すためにも必死に頑張りました。
そこでも校長がいつも励ましてくれ、模試が悪い時でも、
決して「諦めろ」とは一言も言いませんでした。
頑張っているときは一人かも知れませんが、
懸命にやれば、必ず周りで支えてくれる存在が現れます。

社会人になって気付いたこと

人生はチャレンジする積み重ね

社会人になってからは、最初はITコンサルタントとして出発し、MBA取得後、スタートアップに参加して会社を大きくしたり、自分で起業して大失敗したり、事業再生を手がけて成功したり、経営幹部として様々な狭間で苦労をしたり、いろんなことがありました。
そして、今の自分を支えてくれているものは、成功体験よりも失敗から学んだことや、嫌だったけれど仕方なく頑張った経験から得たように感じています。

人生は思い通りには行きません。が、困難を乗り切ろうとチャレンジすることで、数値などでは見えませんが、確実に「よりよい自分」になると思います。その積み重ねだと思います。

大学受験もその一つです。

また、業務に従事しながら感じていましたが、ビジネスでの手法はそのまま勉強に転用できます。

  • タスク化
  • 計画化
  • 実績の進捗を
    こまめにチェック
  • 目的からぶれない
    ように修正する

プロジェクトマネジメント、問題解決は、勉強を大きく効果的に変えます。
何事も、問題に対して対応が的確に当たっているから結果が出るのです。

  • 現状を分析し
    正確に捉える
  • 目標を具体化する
  • 現状と目標の
    GAPを可視化
  • 対応策を考える
  • 計画化して
    実行する

これを勉強に取り入れ、生徒と一緒にやっていくことで、自然と習得でき、社会人になっても役立つと考えています。

親と思春期の子供は、うまくやれないもの

思春期のうまくいかないコミュニケーション

勉強の問題を難しくしている理由の一つに「思春期」という問題があります。
思春期において親子のコミュニケーションはうまくいきません。
親の言うことを素直に聞くことができる中高生は稀だと思います。
またそれが健全な発達の証拠だとも言えます。
ただ、勉強についていえば、どんなことをやっているか、どれくらいやっているか、小テストの点数はどれくらいか…など情報が伝わってこないと、現状やそれについての課題も分かりません。

塾に行かせても、「教える」ことはやってくれますが、「成績が上がる」かはその子次第です。親と子供の間に入って、子供を指導して、親にちゃんと報告する存在がいれば理想だとは思わないでしょうか。

受験に足りないピース

メンターという言葉をご存じでしょうか。
メンター(Mentor)は、日本語で「指導者、助言者」と訳されます。
ビジネスにおけるメンターは、自身の仕事やキャリア、人生の経験を元に、新入社員や若手社員に助言・指導をし、個人の成長や精神的なサポートをする人を指します。個人的にもこれまで部下の育成や、転職相談、家庭の相談などいろいろな形で人の人生に関わってきました。

もちろん受験指導もその中の一つです。
一緒に「受験」という難題に立ち向かい、受験のプロとして正しい勉強の仕方を伝え、マネジメントや問題解決の手法を用いて、一人の人間として生徒と共に伴走していく。おそらく今の受験に足りないピースであり、最も結果が出るやり方だと思っています。